BLOGブログ
BLOG

【ほん怖】[じどおじブログ]池袋駅西口じどりーにょおじさんの本当にあった怖い話?408号室⑤本編その参

2020/08/11
【ほん怖】[じどおじブログ]池袋駅西口じどりーにょおじさんの本当にあった怖い話?408号室⑤本編その参

第372回

お~っす、押忍オス!!
じどりーにょおじさんです(^ε^)♪

 

突然だが、

俺の親父は酒呑みだ

 

祖父ほどではないが酒呑みだ

 

俺も酒呑みだが親父ほどではない

 

その親父も今では糖尿になってしまって

 

骨と皮だけのホネカワさんになってしまった

 

が、今は酒を呑まず健全な生活をしている

 

 

そんな親父が医者に
「これ以上飲んだらあんた死ぬよ」と云われて
16年経った時の話し

 

そのとき俺は高校1年生だった

 

ある日の深夜

 

リビングで二回目のSFCドラゴンクエスト6を

愉しんでプレーしていたトコロに

 

酔った親父が帰ってきた

 

帰ってきたが玄関でブツブツ言いながら

中々、リビングまで来ない…

 

 

酔って、座り込んでいるのか


と思いながら

 

親父がゲーム機を蹴ったりしてバグるんじゃないかと

ヒヤヒヤしながらセーブしようと教会へと向かっている

 

父が玄関から叫んでいる

 

「先生が来ているから挨拶しろ!」

 

俺は先生?と思いながら

 

「こんな時間に来るわけないだろ~」

 

と、酔った親父に適当にあしらいながら

 

必死に教会へと向かっている

 

父が酔って大きな声を張り上げている

 

「早くしろ!先生を待たせるな!早く玄関に来い!」

 

教会にもたどり着き無事セーブをできたので

 

「やれやれだぜ…」

 

と、腰をあげたら

 

父がリビングに叫ぶ

 

「何やってんだ!早く玄関まで行って!挨拶してこい!!」

 

玄関の方を見てみるもちろんいない

 

「ほらぁ、いないやんけ」

 

「ちゃんと挨拶しろ!お前は先生が来ているのに挨拶もないのか!!」

 

「だっていないだろぉ」

 

また、酔っ払って

わけわからん事を言ってんな~

と、俺も段々と腹がたってくる

 

 

父はそれでも云う

「バカヤロー!!お前はせっかく先生来て下さってるのに挨拶しないつもりか」

 

「いないもんはいないやろ!どうやって挨拶すりゃぁええねん(怒)」

 

大阪に12年間いたせいか大阪弁でしか怒り方を知らない当時のおじさん。

 

父すごい形相で荒々しく言ってくる

「バカヤロー!

 テメー…

 


 コノヤローー!!(怒)

 お前!早く挨拶しろ!

 お前は先生を無視するのか!!」

 

 

そこまでなると、どうしようもないので

親父の相手をするのに面倒くさくなり

腹もたってきたので部屋に閉じこもった

 

 

親父は扉を叩きながらずっと同じ様なことを叫んでいたが

 

しばらくして玄関でブツブツ言った後

 

「お前!先生帰ったからな!!お前がそんな奴だと思わなかったぞ!!」

と言って、寝室へ行った

 

 

俺はこんな時間にあの担任が来るわけないだろ!

と、気負けした俺は半ベソこきながら寝てしまった

 

 

やはり親父は次の日覚えていなかった、、、

 

 

追記:

親戚と集まったのでこの話をしました。

その場に親父もいたので覚えているかと聞いたところ、

 

実は覚えていたのそうなのです!!

 

話を聞くと、

玄関に人が立っていたらしく

 

「だれだ!?帰れ!!」

 

と、伝えたところ帰らなくずっと立っていた。

 

「誰なんだ!?勝手に人の部屋に入って!」

 

と聞くと、

「伊藤君の先生です」

といったそう

 

それで、わたくしに伝えたみたいです。

 

髪型は肩くらいで

顔は、玄関の電気が付いていなかったのもあったのか、

 

黒くボンヤリしてちゃんとは見えなかったそう、、、

 

しかし、

白い上着とGパンを着ているなと確認できたそうです。

 

ちなみに親父はこのブログの存在も知らないし、

 

同級生と幽霊らしきものは見たと言ったことはありますが、

 

当時、覚えていないと云っていたので

詳しい服装などのことは話していなかったので、驚きました。。。