【ほん怖】[じどおじブログ]池袋駅西口じどりーにょおじさんの本当にあった怖い話?408号室⑤本編その参
第372回
お~っす、押忍オス!!
じどりーにょおじさんです(^ε^)♪
突然だが、
俺の親父は酒呑みだ
祖父ほどではないが酒呑みだ
俺も酒呑みだが親父ほどではない
その親父も今では糖尿になってしまって
骨と皮だけのホネカワさんになってしまった
が、今は酒を呑まず健全な生活をしている
そんな親父が医者に
「これ以上飲んだらあんた死ぬよ」と云われて
16年経った時の話し
そのとき俺は高校1年生だった
ある日の深夜
リビングで二回目のSFCドラゴンクエスト6を
愉しんでプレーしていたトコロに
酔った親父が帰ってきた
帰ってきたが玄関でブツブツ言いながら
中々、リビングまで来ない…
酔って、座り込んでいるのか
と思いながら
親父がゲーム機を蹴ったりしてバグるんじゃないかと
ヒヤヒヤしながらセーブしようと教会へと向かっている
父が玄関から叫んでいる
「先生が来ているから挨拶しろ!」
俺は先生?と思いながら
「こんな時間に来るわけないだろ~」
と、酔った親父に適当にあしらいながら
必死に教会へと向かっている
父が酔って大きな声を張り上げている
「早くしろ!先生を待たせるな!早く玄関に来い!」
教会にもたどり着き無事セーブをできたので
「やれやれだぜ…」
と、腰をあげたら
父がリビングに叫ぶ
「何やってんだ!早く玄関まで行って!挨拶してこい!!」
玄関の方を見てみるもちろんいない
「ほらぁ、いないやんけ」
「ちゃんと挨拶しろ!お前は先生が来ているのに挨拶もないのか!!」
「だっていないだろぉ」
また、酔っ払って
わけわからん事を言ってんな~
と、俺も段々と腹がたってくる
父はそれでも云う
「バカヤロー!!お前はせっかく先生来て下さってるのに挨拶しないつもりか」
「いないもんはいないやろ!どうやって挨拶すりゃぁええねん(怒)」
大阪に12年間いたせいか大阪弁でしか怒り方を知らない当時のおじさん。
父すごい形相で荒々しく言ってくる
「バカヤロー!
テメー…
コノヤローー!!(怒)
お前!早く挨拶しろ!
お前は先生を無視するのか!!」
そこまでなると、どうしようもないので
親父の相手をするのに面倒くさくなり
腹もたってきたので部屋に閉じこもった
親父は扉を叩きながらずっと同じ様なことを叫んでいたが
しばらくして玄関でブツブツ言った後
「お前!先生帰ったからな!!お前がそんな奴だと思わなかったぞ!!」
と言って、寝室へ行った
俺はこんな時間にあの担任が来るわけないだろ!
と、気負けした俺は半ベソこきながら寝てしまった
やはり親父は次の日覚えていなかった、、、
追記:
親戚と集まったのでこの話をしました。
その場に親父もいたので覚えているかと聞いたところ、
実は覚えていたのそうなのです!!
話を聞くと、
玄関に人が立っていたらしく
「だれだ!?帰れ!!」
と、伝えたところ帰らなくずっと立っていた。
「誰なんだ!?勝手に人の部屋に入って!」
と聞くと、
「伊藤君の先生です」
といったそう
それで、わたくしに伝えたみたいです。
髪型は肩くらいで
顔は、玄関の電気が付いていなかったのもあったのか、
黒くボンヤリしてちゃんとは見えなかったそう、、、
しかし、
白い上着とGパンを着ているなと確認できたそうです。
ちなみに親父はこのブログの存在も知らないし、
同級生と幽霊らしきものは見たと言ったことはありますが、
当時、覚えていないと云っていたので
詳しい服装などのことは話していなかったので、驚きました。。。