【ほん怖】[じどおじブログ]池袋駅西口じどりーにょおじさんの本当にあった怖い話?408号室⑥本編その四
第373回
お~っす、押忍オス!!
じどりーにょおじさんです(^ε^)♪
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昼間だというのに幽霊を見てしまい
とてもじゃあないが、家に居られない。
友達と外に出た。
とりあえず管理人さんに聞いてみる
「408号室で人が死んだりしましたか!?」
「408号?うーんその部屋はないよ」
(他の部屋はあるんかいっ!)
宿題どころじゃないので、
外で遊び、夕方には家に帰った。
母が帰っていたので出来事を話した。
意外、母はすぐにこう言った
「中村先生じゃないの?」
僕はハッとした
「中村先生はあんたの事を気にかけていたから心配して見に来たのよ」
中村先生とは僕の小学校三年の時の担任
確かに僕によくしてくれた記憶がある
先生は身体が弱い人だった
牛乳が飲めない人だった
子供ころ傘をさして歩いていて
強い風が吹いた時2~3メートル飛ばされたことがあるという話しを聞いたことがある
四年生も担任で請け負うはずだったが産休で担任は変わった
実はその中村先生は僕が中一の時に
亡くなっているのだ
関西から関東へ引越す年に…
僕は、お通夜や葬式に行っていなかった
アルバムを開いてみた、
夏遠足の写真だったか
髪を2つに結んで青いジーパンに白いTシャツだった
中村先生がいた
今思うと
よくあの部屋で感じていた見えない気配は
先生だったのかなと思う…
なので色々と見られたかと思うと
少し恥ずかしい
しかしそれらが全てが
中村先生とは限らない
あくまでも憶測である
ここ最近、母にこのことを話すと
「そんなこと言ってたわね」
なんで中村先生ってわかったの?と僕が問うと
「そなんなこと言ったかしら?」
だって
賢明な皆さんは御察しだと思うが
前回で話した父親の話を思い出して欲しい
今では理解できる
そうか!親父は中村先生が見えていたのか?
と、感じざるを得ません!
当時すぐには直結できず
大人になって、この話をしていたら急にリンクしたのです!
僕の心境はわかりますか?
思春期に意味なく怒られ
あの話のつじつまが合ってしまった事実
という、この感覚……